婚活指導医の水沢律子です。
35歳以上のバリキャリ女子が、幸せな結婚に最短でたどりつくためには、どのような男性を選ぶのがおすすめかについてお話を致します。
高学歴、高収入を兼ね備えたバリキャリ女子は、昔は美容やファッションに疎いイメージが強かったかもしれませんが、最近は、美容もファッションも仕事も手を抜かない才色兼備なバリキャリ女子もとても増えています。
まして、女医を含むバリキャリ女子は、男性顔負けに高収入、高学歴を兼ね備えているのですから、最低でも自分並み、または自分以上のスペックを結婚相手に求めてしまうのは仕方がないかもしれません。
バリキャリ女子は、自分にも相手にも理想を高くしてしまう傾向にあり、付き合う男性にも自分以上にハイスペックを求めがちなのです。
そんな才色兼備、高嶺の花の雰囲気を纏うバリキャリ女子たちの恋愛事情を聞いていると、美容もファッションも仕事も手抜きをしていないのにも関わらず、良い男性に出会えないと口々に相談されます。
キャリアや経験でプライドも身につけたバリキャリ女子に、条件を下げて相手を探したらどうかと言うのも、言われるのも苦しいものかもしれませんが、少し理想を広げるだけでも結婚はぐっと近づきます。
三高というと古い言葉かもしれませんが、いつの時代も、高収入、高学歴、高身長の男性は結婚したい対象になりやすいことは変わりありません。
そのうちの1つ、高身長
これはルックスの良さに通じるものと思いますが、
結婚後の実生活に不可欠なものでしょうか。
男性が「胸の大きい女性ならより良い」と言うものに近いと考えますが、35才高学歴高収入のバリキャリ女子の結婚にとって、並んで歩いてさまになる高身長や、ストライクゾーンなイケメンなルックスは果たして必要でしょうか。
それよりも、同じような教育環境で育ったならではの対等な会話ができるかどうかや、ゆくゆくは子どもにも良い教育環境を与えられる相手を優先すべきではないかと考えます。
さらにルックスの良いハイスペ男性は若く綺麗な女性からも大変モテます。
そこにプライド高きバリキャリ女子が戦いを挑みにいくことは、貴重な時間を失うリスクも高いのです。
私はむしろ、男性医師と結婚したい女性には、背が低く、ルックスにはあまり自信がないくらいの医師にアプローチすることをお話しています。
「私は165cmあるから、男が170cmだとヒール履けないわ、175cmないと無理」などと言う女性を何度もみていますが、安定した結婚生活のスタートに立つ上で、その5cmは必要ですか??
「私は150cmだから、男性の背が高くないと、子どもの背が低くなるから175cmはほしい」と言った方もいます。早く家庭を築くことよりもそれを懸念しますか??
気にするなら、シークレットシューズをプレゼントしても良いでしょう。女性がブラジャーにパットを潜ませてカップアップしているのと何ら変わりません。あなたがこだわる男性の身長の5cmは、そのくらいの価値と思いましょう。
そして日本人男性の平均身長は170cm。2人に1人は170cm無いのです。
そして最低でも175cmの男性がいいという方に知っていただきたいのは、175cm以上の成人男性の割合は23%です。
35才すぎたら、ルックスの優先順位をぐっとさげて良いでしょう。周りからイケメンだとか背が高くて素敵ねと褒められる必要などありません。自分にとって不快感さえなければ良いでしょう。
もし清潔感が足りないのが気がかりなら、ファッションや美容代、ホームケア代くらい女性が自分で稼いだお金でプレゼントしたら良いでしょう。高収入なのですから。
結婚生活というスタート地点に立つうえで、自分に必要なものを見極めることが大事になります。
才色兼備なバリキャリ女子こそ、本当の幸せというゴールを見据えた上で、大局的な判断ができるのではないかと考えています。出産希望もあるなら、見た目にこだわらず、早めに安定した家庭を築いて、自分が育ったような良い教育環境での育児を目指していただきたいですね。