婚活指導医の水沢律子です。
結婚相談所や私の身の回りでは、この2年間でコロナ婚したカップルが12組ありました。先が読めないコロナ禍で結婚に踏み切り、コロナ禍でも幸せを掴むことができたカップルの共通点を考察すると4つの共通点があったのでお話させていただきます。
まだまだ続きそうな、先が読めないコロナ禍で、確実に幸せを掴んでいくための参考にしてくださいね。
1)生活圏が近い
家が近い、生活圏が同じ、というカップルが8割を超えていました。中にはあえて生活圏が近い人と交際を始めてスピード婚をしたカップルもいます。思い切って近くに引越ししたり、引越しの提案から同棲に進めて生活圏を近づけたというカップルもいました。
デート先を考えたり、食事の場所を決めるのも一苦労のコロナ禍では、家同士が徒歩圏内であったり、タクシー移動などできる範囲であったり、近くのお店に歩いて出掛けて食事ができたり、自炊やデリバリーサービスを使っておうちデートをして距離を縮めて結婚したカップルが多数です。
居住エリアが同じ人との出会いをチェックしたり、周囲に紹介をお願いしてみても良いかもしれません。これから出会った人がたまたま家が近かったら、ご縁を感じて前向きに魅力を探してみるようにしましょう。交際中の方は近くに住むことを話し合ってみるのも今後のためになります。
また結婚相談所では、遠距離でも頻繁にオンライン通話したり、貴重な会える日には充実のデートをして、会うのは3,4回目だけれどスムーズに婚約にというコロナ禍スピード婚もありました。
コロナ禍でも効率的に出会って、婚期を逃さずにスピード婚をしたいと思う人には、頻繁にデートをしにくいコロナ禍だからこそ、同じようにスピード婚したいと考える人の多い結婚相談所での出会いもおすすめです。
2)挙式に対する価値観が同じ
挙式はしなくてもいい、ハネムーンの海外旅行もしなくていい、両家の少人数の食事会だけで良い、などの挙式に対する考えが一致しているカップルばかりでした。2人が今このタイミングで籍を入れて夫婦になることに意味があるのだから、コロナ禍ではそれ以外は我慢しても仕方ないね、と実をとれる柔軟な考え方になれることはコロナ婚するカップルには必須。
リモートワークになったから妊娠中の外出も控えやすいし、産前産後はもともとあまり外出もしないだろうから、コロナ禍だけれど、だからこそ妊娠出産にもトライしようかな、など、コロナ禍でもポジティブなカップルも多いですよ。
結婚や挙式のスタイルに理想を抱きすぎず、コロナ禍でも良い出会いに恵まれたことに感謝して、質実剛健に前進できる心持ちでいきましょう。
3)コロナ観が同じ
コロナ感染予防に対する考え方が似ている、というのもコロナ禍での交際、結婚には重要なポイントです。
「クリスマスは六本木でデートしようよ!」と言われた場合に、「コロナ禍でわざわざ混雑しそうな場所に行くなんてありえない!!」と思うか、「感染予防対策して楽しんで、ある程度は経済も回さなくちゃね!」と思うか、違いはあると思います。
以下のうち、あなたはどんな生活習慣にしていますか??
1)さほど気にせず飲み歩いている。
2)気をつけながらも賑やかな店に外食によく行っている。
3)外食は必ず個室や少人数制の店を予約する。
4)夜の外食には行かない。ランチやお茶のみなるべくテラス席などを選ぶ。
5)外食や外出は最低限にしてほとんどしない。
どれを選んだ人であれ、交際相手もおおむね同じ選択をするような人であるとうまく行きやすいでしょう。
4)支え合いの気持ち
コロナ禍で結婚するのだから、コロナの影響の少ない、コロナ禍で業績が伸びた職種のカップルばかりなのでは?と思うかもしれませんが、そうではありませんでした。男性側の職種が大打撃を受けて先行き不安になりそうだったカップルも多く、そんな先が読めない時にも強く明るく励ましてくれたことで、辛いコロナ禍の日々の心の支えになり、笑える日常をくれたことが決め手と話す方が多かったのです。
逆に女性側の職種で不安定に感じるようになり、早く結婚してどんな時も支え合える体制にしたいという気持ちが強くなったから、結婚はもう少しキャリアを積んでからと思っていたけれど、早めに結婚をしたいと思ったという方もいました。コロナ禍だからこそ、心ひとつに支え合えたら、信頼も深まりますね。
いかがでしたか?
まだ結婚を考えているお相手と出会っていない人は、生活圏が近く、コロナ観の合う人を探してみましょう。コロナ禍でスピード婚を目指す人には結婚相談所がおススメです。結婚式などの形式にはこだわらず、先行き不透明な社会でも支え合っていこう、ポジティブに捉えて行こうという気持ちをもって婚活してみましょう。